昆布料理研究家の旬レシピ7〜8月 こんぶネットに集まった「昆布料理ならお任せ!」の昆布料理研究家たちが、昆布と季節の食材を使ったオリジナルの昆布レシピを考えました。旬の味、昆布でもっと楽しみましょう。

【第8回】Kan-Z代表 管理栄養士 大山加奈惠さん「春の行楽に持って行きたい昆布を使った手間いらずのお弁当」

大山加菜惠さん
大山加奈惠さんのプロフィール

(株)Kan-Z 代表取締役。管理栄養士、中学・高等学校教諭資格(家庭科)、食品保健指導士、食育管理士、食育インストラクター、サプリメント管理士。
日本の食文化や郷土食にトレンドやエッセンスを加えて、九州から次世代や海外に発信していきたいと思っています。美味しさは五感で感じるもの。栄養バランスだけでなく、目で見て楽しい料理を作るようにしています。最近注目しているのは「スポーツ栄養」。選手の能力を引きだす食の可能性を追求中。
「やらずに後悔より、やってみる。一歩踏み出せば、必ず道は見えてくる」をモットーに、新しいことにチャレンジし続けます。趣味は旅行、ゴルフ。フットワークが軽いのがとりえです。

やっと春の陽気が感じられる季節になりました。
お花見、ドライブ、旅行にピクニックと爽やかで気候がおだやかな春は行楽にぴったりのシーズンです。お友達、グループそしてご家族で、おにぎりや大好物のおかずをランチボックスに詰めて、お出かけしましょう。「天気がいいから、今日はドライブしよう!」「桜が開花したらしいよ、公園でお花見しよう♪」と、思いったったら、すぐに作れる昆布を使ったシンプルな味付け&調理法の料理をご紹介します。

塩こんぶと枝豆・桜エビのカラフルおにぎり

美味しさは五感で感じるもの。「美味しそう!」と見た目に感じることで、
食欲も味覚も倍増します。赤・緑・黄・白・黒の黄金5色のカラフルおにぎり。
ご飯の甘みを引き立たせるために、味付けもシンプルな塩味です。

昆布料理写真

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材料(2人分)
  • ご飯 茶碗2杯
  • 冷凍枝豆 30g(約30粒)
  • 塩昆布 10g
  • 桜海老 10g
  • 卵 1個
  • サラダ油 適量
  • 粉チーズ お好みで
使った昆布:塩昆布

味付けは塩昆布、桜海老の塩味だけの簡単おにぎりです。卵の黄色、枝豆の緑、桜海老の赤を、塩昆布の黒が全体を引き締める役割をしています。

作り方
  1. 枝豆は解凍して、房から豆を出しておく。
  2. 温かいご飯をボールに入れ、枝豆、塩昆布、桜海老を加え、よく混ぜる。
  3. 2. を4等分にして、三角のおにぎりを作る。
  4. 卵を器に割り、よく溶きほぐして、サラダ油をひいた熱したプライパンに入れ、薄焼き卵を作る。薄焼き卵は半分に切る。
  5. おにぎり2個を薄焼き卵でくるむ。
ワンポイントアドバイス
  • 粉チーズを混ぜると、コクが出て、また違った味が楽しめます。
  • フライパンやトースターで焼きおにぎりにするのもオススメ。表面にめんつゆや味噌をつけて焼くと、香ばしくなります。
  • 器によそい、上に天かす、温泉卵、ねぎなどをトッピングして、めんつゆをかけると、ボリューム満点の丼メニューに大変身♪

昆布茶の和風 鶏のから揚げ

お弁当のおかずとして人気ナンバーワンの鶏のから揚げも、
昆布茶と和風調味料を組みあせると、いつもと違う和風テイストになります。
梅とゆず胡椒の2種類の味付けをお楽しみください。

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材料(2人分)
  • 手羽元 8本
  • 梅味(昆布茶:大さじ1、梅干:大2粒、水:100cc、小麦粉:50g)
  • ゆず胡椒味(昆布茶:大さじ1、ゆず胡椒:小さじ2、酒:小さじ1、しょうゆ:小さじ1、水:90cc、小麦粉:50g)
  • 揚げ油 適量
使った昆布:塩昆布、昆布茶

昆布茶と小麦粉を混ぜた衣を作るので、下味をつけなくても短時間で肉に味がつきます。昆布茶が梅とゆず胡椒の風味を引き立てます。

作り方
  1. 梅干しは種を外し、梅肉を包丁でたたいておく。
  2. ボールに、小麦粉、昆布茶、1. の梅肉、水を入れ、よく混ぜ合わせておく。
  3. 別のボールに、小麦粉、昆布茶、ゆず胡椒、酒、しょうゆ、水を入れ、よく混ぜ合わせる。
  4. それぞれのボールの中に、手羽元を4本づつ入れて、味がしっかり付くようによくもみこむ。
  5. 手羽元の全体に衣をよくからめる。
  6. 揚げ油を160度に温める。(菜ばしを入れて、箸先からゆっくり泡が上がってくる位が目安です。) 160〜170度の温度で全体がきつね色になるまで、じっくり揚げる。最後に強火で30秒程度揚げて、カリッと仕上げる。
ワンポイントアドバイス
  • 手羽元は包丁で身を骨からはずし、短時間でも開いておくと味がしっかり付きます。
  • 衣の材料はしっかり混ぜてください。鶏肉にまんべんなく衣が付くようにしてください。
  • 残った衣は「昆布の和風 豚まき揚げ」の豚肉に使用します。

昆布の和風 豚まき揚げ

上のレシピ(昆布茶の和風 鶏のから揚げ)と同じ衣を使って作るので、
時間が短縮できます。山芋と昆布を豚肉で巻いた和風の創作揚げものです。昆布、山芋、豚肉はビタミンB群、ミネラルをたっぷり含んだスタミナ食材です。

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材料(2人分)
  • 豚薄切り肉 6枚
  • 山芋 5cm
  • だし昆布(10cm) 2枚
  • 揚げ油 適量
  • 片栗粉 適量
使った昆布:昆布茶、だし昆布

だし昆布と昆布茶、2種類の昆布がお互いの旨みを引き出します。

作り方
  1. ボールに水(分量外)とだし昆布を入れて、昆布を戻しておく。戻し汁は使いません。
  2. 柔らかくなった昆布は、包丁で縦に3等分に切る。
  3. 山芋は皮をむき、縦に6等分に切る。
  4. 豚薄切り肉を3枚づつ、「昆布茶の和風 鶏のから揚げ」の2種類の衣が入ったボールに入れて、衣をよくからめる。
  5. 豚肉を広げて昆布をのせ、その上に山芋をおき、端から巻いていく。形を整えて、表面に片栗粉をまぶす。
  6. 170度の温度で全体がきつね色になるまで揚げる。 
ワンポイントアドバイス
  • 昆布のだし汁はこの料理では使わないので、煮物、吸い物、鍋などに使ってください。
  • 形が整えにくい時には、つまようじを刺してから揚げてください。
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