昆布料理研究家の旬レシピ7〜8月 こんぶネットに集まった「昆布料理ならお任せ!」の昆布料理研究家たちが、昆布と季節の食材を使ったオリジナルの昆布レシピを考えました。旬の味、昆布でもっと楽しみましょう。

【第4回】ナチュラルフードスタイリスト菊間恵子(KEIKO)さんの「夏の疲れを吹き飛ばし“代謝美人”になるための昆布レシピ」

菊間恵子(KEIKO)さん
菊間恵子(KEIKO)さんのプロフィール

ナチュラルフードスタイリスト(はちみつマイスター×野菜ソムリエ×ベジフルビューティーアドバイザー)。私のビューティー・コンセプトは、「美・医食同源〜美味しく・美しく・健康に〜」。女性の「美と健康」をココロ・カラダ・エネルギーのバランスを整えながら、体の内側からケアして守る「インナーケア」に重点をおいた「食の美・健康法」を伝えています。

また、東京と伊豆(実家)を行き来しながら、野菜・果物栽培、養蜂(日本ミツバチ)の手伝いもしています。昨年より、「昆布大使」としても活動中。

夏の疲れを感じる時、それはエネルギー不足の状態。そんな時にお酢を摂ると、代謝が良くなり、カラダを元気な状態に戻すことができるといわれています。
今回は、そのお酢に昆布の旨みを利かせた「さっぱりレシピ」をご紹介します。
日本人にとって不足しがちなカルシウム。なんと昆布には、牛乳の約7倍のカルシウムが含まれているとか。そして、お酢には食材に含まれるカルシウムを引き出す力があるので、体内での吸収率も高くなるそうです。

昆布入り野菜のミックスピクルス

暑くて食欲がないという方にオススメなのが、ピクルス。
昆布を入れるとピクルス液に昆布の旨みが溶け出し、さらにおいしくまろやかに。

昆布料理写真

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材料
  • キュウリ 100g
  • セロリ 60g
  • ニンジン 50g
  • パプリカ 70g
  • 塩(野菜茹で用) ひとつまみ

<ピクルス液>

    <A>
  • 白ワインビネガー 1/2カップ
  • 水 1/2カップ
  • 白ワイン 1/4カップ
  • 塩 小1
  • ----------------
  • ハチミツ(または砂糖) 大3
  • 昆布 4cm角
  • 赤唐辛子 1本
  • ローリエ 1枚
  • 黒胡椒(ホール) 5粒
使った昆布:だし昆布(真昆布)
※真昆布は、利尻、羅臼昆布でも可

ピクルスは、まとめて作りおきもできるので、いろいろなお料理にもアレンジ出来ます♪ 今回は、昆布の旨みと赤唐辛子、黒胡椒がピリッときいた「野菜のミックスピクルス」レシピです。

作り方
  1. キュウリ、ニンジンは1cm幅の輪切り、セロリは筋をとり1cm幅に切ります。パプリカは、1.5cm角に切ります。
  2. ピクルス液を作ります。ピクルス液の調味料(白ワインビネガー、水、白ワイン、塩)を鍋に入れ、一煮立ちさせて冷ましておきます。冷めたら、ハチミツ、昆布、赤唐辛子、ローリエ、黒胡椒を加えます。
    ※甘味料にお砂糖を使う場合は、ピクルス液<A>に加えて下さい。
  3. 鍋にお湯を煮立て、一つまみの塩を加えます。初めにニンジンを入れ、その後残りの野菜を加えてサッと茹で、ザルにあげて水気をきります。
  4. 3. の野菜が熱いうちに 2. のピクルス液に漬けます。漬けて1〜2時間後くらいで食べられます。
ワンポイントアドバイス
  • 冷蔵庫で1週間位は、保存できます。
  • 茹でた野菜は、熱いうちにピクルス液に漬けると味が染み込みやすくなります。
  • 今回は、すっきりとした酸味の「白ワインビネガー」を使用しましたが、その他にも、酸味が淡い「米酢」、香り豊かな「リンゴ酢」の使用もオススメです。

昆布入り野菜のミックスピクルスの応用編〜ミックスピクルスとスモークサーモンの混ぜ寿司〜

上のレシピ「昆布入り野菜のミックスピクルス」の応用編レシピ。
ご飯を炊いた後の昆布も細切りにして具材として使用しています。

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材料
  • ピクルス 100g
  • スモークサーモン 3枚
  • 米 1合(適量の水)
  • 昆布(5cm角) 1枚

<寿司酢>

  • 米酢 大2強
  • ハチミツ(または砂糖) 大1
  • 塩 小1/4

<飾り用>

  • レタス 4枚
  • 炒り卵(卵 1個、酒・塩 少量) 適量
  • 白炒りゴマ 適量
使った昆布:だし昆布(真昆布)
※真昆布は、利尻、羅臼昆布でも可

昆布入り野菜のミックスピクルス」と寿司飯を混ぜるだけのヘルシーメニュ。食欲がない時にも、サッパリしているので食べやすいです。飾り用にレタスの器を使えば、見た目にもオシャレでシャキシャキとした食感も楽しめますよ。

作り方
  1. 研いだお米、お水(適量)、昆布と共に炊飯機に入れ炊きあげます。
  2. ピクルスは、汁気をきり小さめの一口大に切り、スモークサーモンは、食べやすい大きさに切り揃えておきます。
  3. 寿司酢を作ります。寿司酢の調味料をよく混ぜ合わせておきます。
  4. 炊きあがったご飯を飯台などにあけ、3. の寿司酢を回しかけます。一緒に入れた昆布は、取り出し細切りにします。
  5. 寿司飯に 2. と昆布を加え、軽く混ぜ合わせます。
  6. 仕上げに、レタスの器に 5. を盛り、炒り卵と白ゴマをのせます。
ワンポイントアドバイス
  • 今回は寿司酢を作りましたが、市販の寿司酢を使えば、より手軽に簡単に出来ます。
  • 寿司飯は、しゃもじで切るように混ぜながら、うちわであおぎ、手早く冷まします。

とろろ昆布たっぷり、蒸しナスのゴマ酢がけ

ゴマ酢に浸したナスの上に、とろろ昆布をたっぷりのせて。
なすととろろ昆布を一緒に食べると、とろける様な食感が味わえます。

昆布料理写真

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材料
  • ナス 2本
  • とろろ昆布 適量

<ゴマ酢>

  • 米酢 1/3カップ
  • 醤油 小1/2
  • みりん 小1/2
  • ハチミツ(または砂糖) 小1
  • ショウガの絞り汁 少量
  • 炒り白ゴマ 適量
(使った昆布:とろろ昆布)

今はナスの美味しい季節! 東洋医学では、ナス(「陰」の食材)はカラダの熱をとる作用があるため、ショウガ(「陽」の食材)を加えることで、その作用を弱め血液のめぐりが良くなるといわれています。更に、たっぷりのとろろ昆布とゴマを加えた栄養満点レシピです。

作り方
  1. ナスはヘタを落として半分に切り、ボウルに溜めた水に放しアクを抜きます。
  2. 耐熱皿に 1. のナスを並べ、ふんわりとラップをかけ4〜5分電子レンジで加熱します。ザルなどに広げて、粗熱をとったら縦に細く切ります。
  3. ゴマ酢を作ります。ゴマ酢の調味料をよく混ぜ合わせておきます。
  4. 1. を器に盛り、3. のゴマ酢をかけ、とろろ昆布をのせます。
ワンポイントアドバイス
  • ナスを水にさらしてアク抜きする時は、10〜15分位が限度。それ以上さらすと水っぽくなり、栄養成分も溶け出してしまいます。
  • ナスは電子レンジの他、蒸し器で蒸しても美味しくいただけます。
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