昆布料理研究家の旬レシピ7〜8月 こんぶネットに集まった「昆布料理ならお任せ!」の昆布料理研究家たちが、昆布と季節の食材を使ったオリジナルの昆布レシピを考えました。旬の味、昆布でもっと楽しみましょう。

【第9回】管理栄養士・フードコーディネーター 吉田由子さんによる「冬に美味しいかきの旨みを引き出す昆布レシピ」

吉田由子さん(管理栄養士・フードコーディネーター)
吉田由子さんのプロフィール

食品メーカー・福祉施設・外食産業などの勤務を経て、長女の妊娠を機にフリーランスの管理栄養士/フードコーディネーターとして活動開始。レシピ提案・ダイエットや栄養に関するコラム執筆・アスリートの栄養管理など幅広く活動しています。
プライベートでは、小学生と幼稚園児の双子の三姉妹のママ。『お子様が喜ぶ+ママにやさしい』をテーマにしたレシピをご紹介したいと思っています。

かきは、欧米では「R」のつく月、つまり9月〜4月の間しか食べないとされています。それ以外の月はかきの産卵期にあたるため、中毒をおこしやすいためです。
かきは、「海のミルク」と言われるほど、良質のたんぱく質と消化の良いグリコーゲン、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2、亜鉛、タウリンを多く含んでおり、体力を消耗しやすい冬に最適な食材です。
今回は、冬の味覚の代表である「かき」の旨みを、昆布とのコラボでさらに美味しくいただけるレシピをご紹介します。

かきの簡単昆布蒸し

かきに昆布の旨みを移した一品。
かきの身がふっくらとしてとても美味しく仕上がります。レンジで加熱するだけのお手軽レシピなので、かきの美味しい季節にはぜひお試しを。七味唐辛子はお好みでどうぞ。

昆布料理写真

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材料(2人分)
  • かき(むき身:加熱用) 200g
  • 大根おろし(下処理用) 適量
  • 日高昆布(10cm角) 1枚
  • 酒 大さじ1
  • 大根おろし 150g
  • あさつきの小口切り(あれば) 少々
  • ポン酢 適量
  • 七味唐辛子 適量
使った昆布:だし昆布(日高昆布)

日高昆布は、すぐにやわらかくなるので今回のようなレンジ蒸しにはとても適しています。

作り方
  1. ボウルに下処理用の大根おろしと、かきを入れてもみ洗いをし、流水で十分にすすいだ後、ざるに上げて水気を切る。
  2. 日高昆布はぬれぶきんで軽く表面をふき、耐熱皿に敷いて 1. のかきをのせる。
  3. 酒をふってふんわりとラップをかけ、電子レンジ(500W)で約3分加熱する。
  4. 大根おろしを添え、ポン酢、七味唐辛子をかけていただく。仕上げにあさつきの小口切りを散らす。
ワンポイントアドバイス
  • かきの下処理には、大根おろしの代わりに片栗粉少々をもみこんで、流水ですすぐ方法もあります。大根おろしがない場合はお試しください。

かきの昆布オイル漬け

旬のかきをにんにくと昆布とオイルで漬け込みました。
前菜やおつまみにピッタリ! また、冷蔵庫で1週間程度保存が可能なので、かきが美味しい時期にまとめて作っておいて、炒めてパスタの具材にするのもおすすめです。

昆布料理写真

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材料(2人分)
  • かき(むき身:生食用) 10個
  • 大根おろし(下処理用) 適量
  • にんにくのみじん切り 1かけ分
  • オリーブオイル 適量
  • 真昆布 5cm角
使った昆布:真昆布

昆布の旨みがオイルに溶け出し、深みのある味になります。

作り方
  1. ボウルに下処理用の大根おろしと、かきを入れてもみ洗いをし、流水で十分にすすいだ後、ざるに上げて水気をきる。
  2. 真昆布はぬれぶきんで軽く表面をふいておく。
  3. トマトの簡単な皮むき方法!ボウルやビンなどに、 1. のかきと昆布を入れ、オリーブオイルをひたひたにかぶるくらい加えて、冷蔵庫で半日以上漬けこむ。
    (右写真参照)


ワンポイントアドバイス
  • かきには、「生食用」と「加熱用」があり、減菌処理された海水に一定時間漬けた後に出荷される物が「生食用」、普通に海水で洗った後に出荷されるものが「加熱用」です。火を通すものは「加熱用」を購入しても問題ありません。
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